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IT業界の間口を開く意義と価値|女性デジタルインターン受け入れ企業インタビュー

株式会社アドヴァンスト・インフォーメイション・デザイン

人事部 山本様、教育担当 池田様

長野県では柔軟な働き方が実現しやすく成長期待分野であるデジタル分野への就職を後押ししています。その中で「女性デジタルインターン」は、求職中の女性を対象にデジタルスキルを習得できるオンライン学習や県内企業でのインターンシップと就職支援を一体的に行う事業です。

<女性デジタルインターン>

長野県の女性を対象とした体験型の就職支援事業。

県内でデジタル関連等の仕事に就職を希望する県内在住の女性求職者を対象に、IT 基礎研修・インターン研修・就職支援・eラーニングなどのカリキュラムを通して、デジタル人材育成とデジタル分野への就職を促進する取組。

今回は、女性デジタルインターンの受講者を実際に受け入れた企業の方にお話を伺いしました。

山本さん・池田さん、本日はよろしくお願いいたします。まず最初に御社の会社概要を教えていただけますか?

弊社は、創業当初よりソフトウェア開発を主力事業として行ってきた会社です。特に金融系のシステム開発を得意としており、金融系の開発では都市銀行、地方銀行、保険会社を中心とした開発を進めています。またその他にも、製造業をはじめ、医療機関、官公庁など様々なユーザー案件にも対応しています。

また、プログラミングやソフトウェア開発に携わる人材の育成や採用に力を入れており、新たな人材の発掘と育成に注力しています。

今回女性デジタルインターンの方を複数名受け入れたと伺っています。どういった経緯で受け入れをされたのですか?

弊社は従来からシステム開発未経験者の採用と人材育成に力を入れており、未経験者の方にシステム開発の概要を掴んでいただくための独自カリキュラムを有しておりました。具体的にはインターン期間中にプログラミングの言語を一つ習得してもらうというものです。そのカリキュラムを終了したお二方を今回採用することとなりました。

また、スキルの面だけでなく、つまずいたり分からないことがあったりした時に質問をして聞くことができるかといったコミュニケーションの面も重視していました。論理的に分からない部分を整理する力などは実際にクライアント先でも必要になる能力のため大切です。

今回は1ヶ月間のインターンシップを経由して雇用へ繋がったということですが、普段の採用との違いなどあれば教えてください。

普段は適性試験を受験したあとに職務経歴書と履歴書を確認して弊社で発揮できる能力があるかを面接で見ています。これまでの募集方法では、若年層の応募が少ないという課題がありました。

今回は20代〜30代の方が多く、第二新卒と呼ばれる人や子育てがひと段落ついた方がIT業界へ飛び込んでみる機会になっていたと感じました。特にIT業界は、やったこともないから何やっているのかもわからないし怖いという面ですごくハードルが高いと思うんです。そのため、そういう方にまず仕事の体験をしてもらえるというのがよかった点の一つです。

受講者の方にとっても、システム開発とはどういうものかをインターンシップで体験いただいた上で採用応募するか否かを判断できるため、受講者(求職側)と企業(求人側)のミスマッチを防げるという点も本事業ならではの良いところだと感じています。

今回の人材の採用を決めたポイントはどのようなところですか?

一番はインターン終了時に行った試験の結果が良かったことです。今まで学んでいただいたことをどれだけ理解しているのかという点を見ていました。実務でやることと遜色がないような成果物を提出いただいたので、この点を評価させていただきました。また、合わせてコミュニケーションの能力なども一緒に見ていました。

今回採用された方にこれから期待することを教えてください。

インターンシップを経由しての採用は、ミスマッチを防ぐための一策になると感じていま  す。弊社では独自カリキュラムを通じて新たな人材を発掘し採用をしてきました。今まで IT業界に興味がなかった方もぜひ飛び込んで見てください。

また、IT業界は新しい技術が次々に出てきますので、入社後も知識やスキルを磨き続けることを期待しています。


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